カラーコンタクトの使い方と取扱方法
カラーコンタクトを取扱なら清潔に
1.コンタクトレンズの取り扱いに長い爪は禁物。レンズを破いたり、目を傷つけることもあります。カラーコンタクトを取り扱う前には爪は短くきり清潔にしておきましょう。
2.カラーコンタクトを取り扱う前には、手を石鹸でよく洗い清潔にしましょう。
カラーコンタクトのチェックしましょう
カラーコンタクトには異常がないか確認する
カラーコンタクトを装用する前には、キズや破損がないか、汚れやゴミがついていないか、よく確認してください。キズや破損、洗浄しても取れない汚れなど異常がある場合は絶対に装用しないでください。
カラーコンタクトの表裏の見分けましょう
カラーコンタクトには表裏があります。カラーコンタクトをつける前に必ず表〈正常〉になっていることを確認してください。
人差し指の先にカラコンをのせ、横からレンズを見てください。レンズの形がおわん形なら表です。
カラーコンタクトの装着方法
カラーコンタクトの外し方
装用時間スケジュール
カラーコンタクトに慣れるための装用スケジュール
カラーコンタクトを含めコンタクトレンズはすべて初めの日から長い時間使えるわけではありません。
下記の装用時間スケジュールを参考に、少しずつ装用時間をのばしていきます。
コンタクトレンズは慣れるのには個人差があります。
自分自身で眼と健康状態を確認しながら、無理をしないで、徐々に時間をのばしましょう。
装用時間は1日最高12時間までです。
コンタクトレンズ装用を一時中止していて再装用する場合
カラーコンタクトの装用を中止していて、再度使用を開始する場合、中止していた期間に応じて、再使用日の装用時間は、少なくします。1日中止していた場合、2時間減らします。2日調子していた場合4時間減らします。3日間以上中止していた場合、全くの初日に戻り、4時間から徐々に慣らし、装用時間を増やすようにしてください。
カラーコンタクトのお手入れについて
カラーコンタクトには涙に含ませるたんぱく質や脂質などが付着することがあります。この汚れを放置しておくと細菌やカビなどの繁殖をまねき、眼の疾患の原因となることがあります。カラーレンズを安全に快適に使用するためには、毎日の洗浄、すすぎ、消毒を正しく行なってください。
カラーコンタクトのケア用品
カラーコンタクトのケア用品には現在とても多くのケア用品が出ています。カラーコンタクトはソフトコンタクトレンズと同じですのでソフトコンタクトレンズのケア用品を使用してください。ただ、透明のソフトコンタクトレンズには向いていてもカラーコンタクトには向かないケア用品もありますので購入時によく聞いてご購入ください。
下記にカラーコンタクトにも全く問題のないケア用品を記載しましたので参考にしてください。 •オティフリープラス・オプティフリー
•レニュー・レニューマルチプラス
•オフテクス バイオクレンゼロ・バイオクレンワン
•コンプリート
カラーコンタクトの使用期限
【使用期限】
カラーコンタクトはそれぞれのレンズによって使用期限が異なります。
韓国から発送している 長期装用タイプのカラーコンタクトでも理想的な使用期限は6か月~1年間以内です。
必ず使用期限を守ってお使いください。また、使用期限前であってもキズが付いていたり汚れの付着などで使用に適さなくなることもありますので、カラーコンタクトの状態によっては早めの交換を心がけましょう。
【使用期限の個人差】
使用期限は健康状態や使い方などによってかなり個人差があります。レンズの汚れやキズなどをよくチェックし適切に判断してください。
【長期間使用とタンパク質除去酵素剤】
長期間お使いになる場合は通常のオプィテフリープラスやレニューなどの手入れのほかタンパク除去剤(タンパク分解酵素剤)での定期的なお手入れすることをお勧めします。
カラーコンタクトを長い期間使っていると涙の中にあるタンパク質や脂質、糖質が付着してとれなくなります。これによりレンズにカビの菌が繁殖したり、涙液や酸素の透過性が阻害され眼に障害を起こすこともあります。
特に長期間使えるレンズをお使いの方は使用期限をまもり、レンズのお手入れをこまめにしましょう。
カラーコンタクトを安全にお使いただくために
1. カラーコンタクト(カラコン)をつけたまま眠ることはできません。
眠っている間は涙がほとんど分泌されず、角膜は酸素不足の状態です。よってカラーコンタクトにかぎらずコンタクトレンズをつけたまま眠ることはできません。
眠る前や仮眠を時には必ずカラーコンタクトをはずしてください。
もし、万一、レンズをつけたまま眠ってしまったときには、人口涙液か生理食塩水を点眼し、まばたきをよく繰り返し、レンズが水分で潤い、眼の中で動くことを確認してからはずしてください。
2. 装用時間は1日12時間以内です。装用時間を守ってください。装用時間が長すぎたり、急に装用時間をのばすと、眼に大きな負担がかかり、障害を引き起こすことがあります。決められた時間内で、装用スケジュールを守って使いましょう。
3. まばたきが少ないと、カラーコンタクトの表面が乾燥し、白くぼけることがあります。つねに、まばたきをすること忘れないでください。
4. 充血が多い、霧・煙のなかにいるようで、くもって見える、電球を見るとにじんで見えるコレは装用時間が長すぎるか、眼に異常があるサインです。すぐに装用を中止してください。
5. 眼が痛い、充血が強い、目やにが多い、などのことで、少しでも眼に異常を感じたら、すぐにカラーコンタクトの装用を中止して眼科医の診察を受けください。
6. カラーコンタクト装用中は目薬は使用できません。もし、レンズ装用中に使用するなら ソフトコンタクトレンズ専用のものをお使いください。
7. カラーコンタクトには井戸水・湯沸かし器の水・着色水・鉱泉・ハードコンタクトレンズ専用液は使用できません。
8. カラーレンズの洗浄・消毒は必ず行ってください。レンズについた汚れはそのままにしておくと、蓄積・固着し、カビや細菌が繁殖しやすくなり使用できなくなるばかりか、眼の障害を引きおこすこともありますので、しっかり手入れしましょう。
9. カラーコンタクトは絶対に乾燥させないでください。カラーコンタクトは水分を含んで正しい形状や素材の安全性が保てます。乾燥させるとレンズが変形したり、キズがついて使えなくなったりします。もし 乾燥させてしまった場合当社推奨のケア用品〈保存液〉に十分浸し、含水させてから取り扱ってください。
10. カラーコンタクトを安全にお使いいただくため、定期的に眼科で検診を受けられることをおすすめいたします。